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3G停波で監視装置が使えなくなる:監視だけ替えるか、パワコンごと更新するか
よくあるご質問
監視装置のメーカーから、3G回線の終了にともない更新が必要と案内されました。監視装置だけ替えればよいのでしょうか。それとも、パワコンも含めて考えたほうがよいですか。
まず確認:本当に対象機器か
通信会社の3G回線が終了すると、3G対応の通信ユニットは使えなくなり、通信機器部分の交換が必要になります。
ただし、案内はすでに4G回線を使っている方にも一斉に送られることがあります。実際に対象外だったケースもあるため、まずはお使いの機種と回線が対象かどうか、メーカーに確認してください。
購入時に通信費を一定期間分まとめて支払っている契約の場合は、規格変更にともなう費用負担について販売店に確認・相談するとよいでしょう。
監視装置を更新しないとどうなるか
監視装置の更新期限を過ぎると、発電の状況が確認できなくなります。異常に早く気づけなくなり、不具合の発見が遅れます。発電補償などの対象外になる場合もあります。何らかの形での更新は必要です。
稼働10年前後なら、パワコン交換と合わせる選択肢
監視装置の更新が必要になる時期は、発電システム全体を見直すよい機会です。監視機能付きの新しいパワコンに入れ替えると、次のような利点があります。
- 監視装置を別に更新する費用が不要になります。
- 将来予定していたパワコン交換の費用を、前倒しでまとめられます。
- 出力制御のオンライン化に必要な機器を、別に用意しなくて済みます(電力会社との調整・申請の費用は別です)。
- 防水防塵性能の高い分散型パワコンを複数台に分けるため、1台が故障しても発電全体への影響が小さくなります。
- 事業者様と管理会社が同じWEB画面で故障や復旧の状況を確認でき、復旧までの時間が短くなります。
発電量はどのくらい変わるか
弊社の実績では、機器の性能向上だけで約4〜5%、機器に合わせてパネルの回路を組み替えるとさらに約9〜10%、合計で12〜15%程度の発電量の増加を見込んでいます。回路の変更をしない場合の増加は2〜5%程度です。
過積載率が高い発電所では、パワコンの台数を増やして連系容量を守る設計にします。
発電量は天候などによって変わるため、増収を保証するものではありません。
判断のしかた
交換費用と、残りの売電期間で見込める売電の増加額・保守費の削減額を比べて、費用対効果で判断します。構成によって費用は大きく変わるため、発電所ごとに見積を作ります。
以前に受け取った見積は、その時点の価格です。機器の調達価格が変わることもあるので、検討の際は最新の見積で比べてください。
※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。