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陸屋根・屋上へのパネル設置:架台の選び方と風圧対策

読了目安:約4分 | カテゴリ:施工品質と安全

よくあるご質問

建物の屋上(陸屋根)にパネルを設置したいと考えています。架台の段数や、パネルを縦置きにするか横置きにするかは、どう決めればよいですか。

結論:強度計算書をもとに、複数案を比べて決める

見積を頼むときは、図面とパネルの仕様書を渡し、建物の高さと設計風速を条件として伝えます。そのうえで、強度計算書を必ず出してもらいましょう。

架台の構成は、見積の単価だけでなく、引張強度と全体の常時荷重を合わせて判断します。

段数と向きの比べ方

  • 横置きで多段にすると、単価が高くなりがちです。
  • 段数を減らすと南北方向の間隔が変わり、必要な材料も変わります。
  • そのため、複数の案で見積と強度を比べることが大切です。案件によっては、縦置き1段の架台が適切になることもあります。

基礎の重さと屋根の耐荷重

風速の条件が厳しいと、置き基礎(コンクリート)が重くなります。重くなりすぎると、屋根が支えられる荷重を超えるおそれがあります。基礎の重さは、屋根の許容荷重と照らし合わせて検討してください。

飛散を防ぐのは事業者の責任

パネルがパラペット(屋上の立ち上がり壁)より低く収まっていても、風でパネルが浮き上がる力(負圧)を検討して、飛散を防ぐ責任は事業者にあります。万が一、人に被害が出れば、事業者の責任が問われます。

すでにパネルが金具から外れているときは

風圧の計算がされていない状態では、パネルを元の位置に戻して金具を直す「仮復旧」までが現実的な対応です。そのうえで、風圧の検討と恒久的な対策を進めることをおすすめします。

屋上での作業では、親綱と安全帯を使って墜落を防ぎます。

発電の不調が気になる場合は、日射量に対する実際の発電量の割合を日ごとに比べると、異常やパワコンが止まった時期の見当が付きます。詳しく調べるには、日ごとのデータと現地の点検が必要です。

設備状況に応じたご相談は、Gチャッピーへ。

※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。