ブログ > リパワリング > PCS更新の判断

フリッカ対策を求められたら:設定変更で済ませるか、パワコン交換を検討するか

読了目安:約4分 | カテゴリ:PCS更新の判断

よくあるご質問

管理をお願いしている発電所について、電力会社からフリッカ対策を求められました。どう対応すればよいですか。

結論:基本は既設パワコンの設定変更です

フリッカ対策は、既設パワコンの設定変更で対応するのが基本です。メンテナンス会社に依頼すれば、設定作業の見積を出して対応できます。

設定の変更方法は機種やバージョンで異なります。メーカーの変更仕様書を取り寄せたうえで現地作業を行い、完了報告書を電力会社へ提出します。

あわせて検討したい「パワコン交換」

古いパワコンは、今後故障のリスクも高まります。この機会に新しいパワコンへ交換(リパワリング)すると、フリッカ対策の要件を満たしながら、変換効率の向上などで売電の増加が見込める場合があります。

たとえば売電が年1割増えて、それが10年続けば、現在の売上のおよそ1年分が上乗せされる計算になります。ただし、効果は発電所の条件や天候によって変わります。

どちらを選ぶかの判断

  1. 設定変更の費用と、交換の見積を取ります。
  2. 残りの売電期間で見込める増収と、交換費用を比べます。
  3. 交換を検討する場合は、交換後の発電シミュレーションや、実際に交換した発電所での効果検証データを確認してから決めます。

注意点

  • 電力会社が求める対策の内容と期限を、依頼文で必ず確認してください。
  • パワコンを交換する場合は、電力会社への設備変更の手続きが必要です。対策の期限に間に合うよう、早めに段取りしましょう。

設備状況に応じたご相談は、Gチャッピーへ。

※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。