ブログ > 総合 > 点検・発電診断

HUAWEI製分散型パワコンでのIV測定:測定端子の扱いと注意点

読了目安:約3分 | カテゴリ:点検・発電診断

よくあるご質問

HUAWEI製の分散型パワコンについている測定端子で、IVカーブなどの測定を正しく行えますか。

結論:正確に測るなら、DCコネクタを外して回路ごとに測ります

弊社では、DCコネクタを外して回路(ストリング)ごとに測定しています。

マニュアル上、この端子は入力側の絶縁抵抗を測るためのもので、IVカーブ測定用の説明はありません。

測定端子をそのまま使うと何が起きるか

この機種は、1つの端子に2つのストリングが並列で入る構成になっています。そのため、端子からIVカーブを測っても正しい値になりません。たとえば、開放電圧が計算値と合わないことがあります。

パネルの内部抵抗を測るタイプの測定器も、並列のままでは正しく測れません。

実務での使い分け

  • 端子での測定は、異常がありそうな回路を見つける目安として使えます。結果が悪かった回路は、コネクタを外して個別に測り直します。
  • 開放電圧が他の回路より大きく低い回路は、その回路上のパネルを点検していくと、内部回路に異常のあるパネルを特定できます。

注意点

分散型パワコンは機種ごとに端子の構成や手順が違います。測定の前に、機種と回路の構成を確認してから計画を立てます。

コネクタの脱着をともなう作業は、電源の遮断と安全確認を必ず行ってから実施します。

設備状況に応じたご相談は、Gチャッピーへ。

※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。