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保険が出ない・もめやすいケース:法面の崩壊、パワコンの内部故障、応急処置費、焦げと火災
よくあるご質問
機器が焼損する事故がありましたが、保険会社から「電気的・機械的な事故なので支払いの対象外」と言われました。納得できないのですが、どう対応すればよいですか。
結論:約款の条件と定義を確認し、根拠をそろえて確認・交渉します
保険の対象外と言われても、約款の読み方や事故の状況によっては、判断が変わることがあります。まずは、どの条項にもとづく判断なのかを確認し、根拠を書面で求めましょう。
一方で、もともと対象外になりやすいケースもあります。事前に知っておくと、備え方を考えられます。
ケース1:法面の崩壊とフェンスの倒壊
敷地の法面(斜面)の崩れと、それに伴うフェンスの倒壊は、一般的な太陽光発電の損害保険では対象外になることが多く、修繕は実費負担になりがちです。
浸食が進むとフェンスの倒壊につながるため、早めの法面保護をおすすめします。
ケース2:パワコンの内部故障
自然災害を対象とする保険では、パワコンの内部故障は原則として対象外です。保証期間内であれば、製品に付いたメーカー保証で対応します。
修理を依頼するときは、保守会社がメーカーとやり取りした調査報告書を添えると、話が早く進みます。
ケース3:応急処置や時間外対応の費用
二次被害を防ぐための措置(感電防止など)や時間外の対応費が、「応急・仮修理」として対象外とされた事例があります。一方で、現地確認の作業費は認められた事例もあります。
外部からの衝突や盗難未遂による損傷では、警察への届出と受理番号を求められることがあるため、早めに届け出ておきましょう。
ケース4:機器の焼損は「焦げ」か「火災」か
約款には「電気的・機械的事故は対象外。ただし火災・破裂・爆発が生じた場合を除く」といった条件が書かれていることがあります。このとき、焼損が「焦げ」なのか「火災」なのかが争点になります。
- 担当者の見解ではなく、保険会社としての判断かを確認します。
- 「焦げ損害」の定義を書面で示してもらいます。
- 火災ではなく焦げと判断した経緯と、その根拠の提示を求めます。
- 突発的な事象で回路が焼損し、機器が壊れたことを示す追加の資料をそろえます。
注意点
保守契約で保険対応を任せている場合は、保守会社が交渉の窓口になります。最終的に保険会社へ回答する前には、必ず所有者様の確認をとります。
※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。