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低圧太陽光の定期点検:何を根拠に、どのくらいの頻度で行う?

読了目安:約5分 | カテゴリ:運用・維持管理

よくあるご質問

低圧(50kW未満)の太陽光発電所でも、定期点検は必要なのですか。毎年報告するものでしょうか。

結論:ガイドラインにもとづく点検体制が求められています

資源エネルギー庁の事業計画策定ガイドラインでは、保守点検や維持管理の計画について、民間団体のガイドラインと同等以上の内容で体制をつくるよう求めています。

その民間ガイドラインが、日本電機工業会と太陽光発電協会による「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」です。具体的な点検項目は、その附属書にある定期点検要領の例が参考になります。

総合点検は毎年ではありません

弊社の総合点検(定期点検)は、4年以内に1回の頻度で行っています。

  • 1回目:保守契約後の初回の総合点検
  • 2回目:3〜4年目
  • 3回目:7〜8年目

作業のたびの報告も活用できます

パネル洗浄や除草をご依頼いただいている場合は、作業のたびに外観点検などの結果を作業完了報告書に添えてお送りしています。

事業者様がご自身で行う報告や申請の際には、この作業完了報告書を資料として使えます。受け取った報告書は保管しておいてください。

制度の見直しへの注意

小出力の発電設備については、保安規制の見直しが行われています。既設の設備は原則として対象外とされていますが、パネルの増設で出力が一定以上増える場合や、FITの対象外の設備などでは、新たに届出などが必要になることがあります。

制度は変わることがあるため、増設や変更を計画するときは最新の情報を確認してください。

点検に欠かせない測定器

絶縁抵抗計と接地抵抗計は、設備が技術基準に合っているかを確認するために欠かせない測定器です。発電停止や漏電、地絡などで緊急に出動したときも、原因の切り分けと安全確認に使います。

メーカーの校正で手元から離れる期間は、レンタル品で代替して、いつでも測定できる状態を保ちます。

雪の多い地域での点検日の決め方

冬に点検を行う場合は、降雪を見込んで予定期間を決め、約1週間前の天気予報を見て、天候のよい日に確定します。

設備状況に応じたご相談は、Gチャッピーへ。

※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。