ブログ > 総合 > 運用・維持管理

隣地の樹木の影・越境で発電が落ちたら:剪定の考え方と進め方

読了目安:約4分 | カテゴリ:運用・維持管理

よくあるご質問

周りの木が年々伸びて、発電量が落ちてきました。隣の土地の木の枝もパネルにかかっています。どうすればよいでしょうか。

結論:まず影の範囲を確かめ、樹木の所有者に協力をお願いする

樹木が育つと影の範囲が広がり、発電の低下が進むおそれがあります。影響を与えている樹木の所有者に、剪定や伐採への協力をお願いする方法を検討します。

樹木が隣地の所有者のものであれば、剪定は基本的に所有者側にお願いすることになります。

影の影響の見込み方

冬至(12月下旬)のころは太陽が最も低く、影が最も長くなります。2月の点検で影がかかっているなら、冬至のころにはさらに広い範囲が影になると考えられます。

発電の実績がシミュレーションを大きく下回る場合は、南側の樹木の影が原因になっていることがあります。

進め方

  1. 影の範囲と発電への影響を、点検や発電データで確認します。
  2. 樹木の所有者に連絡し、境界線までの剪定をお願いします。急ぎでない場合はその旨を添え、おおよその日程を確認します。
  3. 越境している枝葉は、所有者に連絡したうえで剪定します。
  4. 作業はパネルの洗浄など、ほかの作業と同じ日にまとめると効率的です。

剪定や除草が大切な理由

除草や枝打ちは、事業計画策定ガイドラインにある「発電性能の維持」と「作業環境の維持」の面でも意味があります。

高い場所の枝打ちは、脚立などの準備を整えて確実に行います。

注意点

樹木や土地をめぐる扱いは、個別の事情によって異なります。所有者とのやり取りは丁寧に行い、必要に応じて専門家にご相談ください。

設備状況に応じたご相談は、Gチャッピーへ。

※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。