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パネル洗浄に使う水と洗剤:純水・希釈の考え方・鉄粉汚れの落とし方
よくあるご質問
パネルの洗浄には、どんな水や洗剤を使えばよいのですか。洗剤はどのくらい薄めればよいのでしょうか。
結論:純水を基本に、洗剤は薄めて、根拠を確かめて使います
弊社では、純水を使った洗浄を基本にしています。洗剤を使う場合は、必ず希釈して使います。
洗剤の種類や薄め方は、パネルへの影響、洗浄機器への影響、土壌への影響の3つを確かめてから決めます。
洗剤の基準は自社で根拠をつくる
パネル洗浄の洗剤の希釈について、参考になる公的な資料は多くありません。そのため、次の順で基準をつくっています。
- 廃液処理や土壌汚染に関する基準を確認し、洗浄液が地面に浸み込んでも問題にならない濃度を確かめます。
- その濃度でガラスを洗い、汚れの落ち具合と時間を確かめる試験をします。
- 結果から希釈の倍率を決め、社内基準にします。
メーカーの取扱説明書に推奨の洗剤が書かれている場合は、それも参考にします。
洗浄機との相性に注意
高圧洗浄機の取扱説明書で、アルカリ性の洗剤が禁止されていることがあります。強いアルカリ性の洗剤は、薄めても中性にはなりません。パネルへの影響は小さくても、洗浄機の劣化につながるおそれがあります。
洗剤の液性を確認し、洗浄機の説明書に従って使ってください。
鉄粉や錆の汚れ
近くに鉄道や工場がある場所では、鉄粉や錆による汚れがつくことがあります。市販の鉄粉除去剤を使う場合は、安全データシート(SDS)で成分を確認します。
手順は、塗布、なじませる、純水で洗い流す、拭き取る、の順です。
作業の流れと土壌への配慮
洗浄液をパネルに噴霧し、鳥の糞などのこびりついた汚れはスクレーパーで落とし、全体をワイパーやスクイジーで拭き取ります。
洗浄液は地面に浸み込むため、土壌への影響がないことを根拠資料で示せるようにしておくことが大切です。
※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。