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接地抵抗が基準を超えたらどうする?

読了目安:約2分 | カテゴリ:交流保護と接地

結論

通電前に原因と適合性を確認します。

なぜ重要?

測定条件や接地極の劣化、配線接続状態を点検する必要があります。

確認ポイント

主任技術者の判断と改修結果を記録します。

低圧発電所での判定の目安

漏電遮断器の仕様で保護が満たされている構成では、内線規程にもとづき500Ω以下を判定の目安にしています。

基準値を超えていても、すぐに対応が必要な状態でなければ経過観察とし、悪化した場合に改善を提案します。年次点検の結果は保守会社とも共有しておくと、施工品質の懸念を早く確認できます。

簡易な改善方法:接地極の追加

簡易な改善方法は、接地極を追加して抵抗を下げることです。たとえば接地棒を連結して1か所新設し、適正な太さの接地線で接続します。施工後は必ず再測定し、基準内であることを確認して記録します。

高圧設備や、抵抗が下がりにくい土地での改修の進め方

  1. 接地計画案(増設する場所と調査する深さ)を作ります。
  2. 現地でサウンディング調査を行います。
  3. 立会いで実現できるかを判定します。
  4. 接地極の増設を設計します。
  5. 見積を作ります。

調査費を抑えたい場合は、経験にもとづく改善計画案で見積もる方法もあります。ただし、施工時に値が下がらなければ、代替案を検討するか通常の手順に戻る前提です。

新設時の接地管理表(打設位置・深さ・工法・仕様)や竣工時の点検データがあると、追加費用のかからない工法を提案しやすくなります。土質によっては、打設の深さは5m程度が現実的な上限です。

避雷器(LA)用の接地との連接も選択肢

A種接地が機器用と避雷器(LA)用の2系統ある場合は、どちらを改修するかを決めます。A種接地どうしを連接(接続)して抵抗値を下げる方法が有効で、避雷器用の接地が良好であれば、各設備の一次側にSPDがあることを前提に統合して解決できる場合があります。

接地の連接は、電気主任技術者(監理技術者)の了解を得てから行います。見積の精度を上げるため、現在の各接地極の抵抗値と、キュービクル内の接地端子板の写真を事前に共有していただきます。

設備状況に応じたご相談は、Gチャッピーへ。

※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。