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屋根上(スレート屋根)の太陽光でIV測定を頼むとき:安全対策と責任範囲

読了目安:約4分 | カテゴリ:施工品質と安全

よくあるご質問

工場の屋根上にある太陽光発電設備で、スポットのIV測定だけをお願いできますか。注意点を教えてください。

結論:対応はできますが、地上設置より大がかりになります

屋根上、特に小波スレート屋根での測定は、地上設置と比べてハードルが高く、通常より大がかりな作業になります。

いちばんの課題は、万一屋根材が破損したときの責任をどうするかです。ここを事前に取り決めておくことが大切です。

必要になる安全対策

  • 作業は2人以上で行い、屋根材を踏み抜かないよう足場板を使います。
  • 屋根に勾配がある場合、屋根の流れ部分を歩いて移動するには、親綱と墜落防止用の綱を棟ごとに仮設する必要があり、手間も費用も増えます。
  • そのため、高所作業車を使って棟の近くから各棟へ移動する計画が現実的です。

作業員とオペレーターを含めて複数名、日数は2日程度を見込みます。測定器の損料や報告書の作成費もかかります。

屋根材が破損したときのリスク

  • 建物の貸主への休業補償が発生するおそれがあります。
  • パネルの脱着が必要になるなど、保険の対象外となる復旧費が発生することがあります。
  • 部分補修をしたあと、雨漏りの保証が得られないことがあります。

これらを補償する保険がない場合は、屋根材の破損について免責とすることを条件にお受けするのが一般的です。

調査できる範囲の限界

パネルの上に乗れない製品や、勾配の急な屋根では、IVで異常が出た回路の詳しい調査(パネルの切り分けや専用機器での調査)まではできないことがあります。

ご依頼前に共有いただきたいこと

屋根材の種類、屋根の勾配、パネルの仕様を事前に共有していただくと、作業計画と可否の判断が早くなります。

設備状況に応じたご相談は、Gチャッピーへ。

※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。