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太陽光発電所の保険の選び方:補償の種類、停電時の売電補償、EM特約
よくあるご質問
ほかの会社から、電力会社都合の停電にも休業補償が出る保険を勧められました。今の保険より良いのでしょうか。何を比べればよいですか。
結論:補償の中身と免責、保険料を利回りと合わせて比べます
保険ごとの主な違いは、どんな事故で、何が、どこまで補償されるかです。オプションが多く免責もあると、結果的に割高になることがあります。条件を比べたうえで、発電事業の利回りに合った保険を選びましょう。
比べるときのポイント
- 設備の損害:落雷・台風・盗難などで壊れたパネル、パワコン、接続箱などの修理・交換が補償されるか。
- 停止中の売電収入:修理の間に発電が止まった分の売電収入(休業損失)が補償されるか。修理に2か月かかれば、その間の売電収入はまるごと失われます。
- 電力会社都合の停電:停電で売電できなかった分が補償されるか。
- 免責:設定によっては、売電額の何日分かに相当する金額が免責となり、少額の損害は補償されないことがあります。
- 復旧の方法:既存品の修理を基本とするのか、新品交換が認められるのか。今後の稼働年数を考えると、新品交換のほうが有利なことがあります。
- 保険料:補償内容に対して、保険料が利回りに見合っているか。
EM特約(電気的・機械的事故特約)
自然災害を対象とする保険では、パワコンの内部故障など、外的な原因のない故障は原則として対象外です。
電気的・機械的事故特約(EM特約)が付いていれば、外的な原因がない故障でも支払いの対象になることがあります。保守契約に付帯する保険の場合は、内容を保守会社から説明してもらいましょう。
売電収入の補償を受けるために
売電収入の補償を受けるには、その被害で発電が落ちたことを発電データで示す必要があります。発電が落ちた時期が被害の日と合わない場合や、前年より発電が上がっている場合は、証明が難しくなります。日ごろから発電データを記録・保存しておくことが大切です。
注意点
フェンスや地盤(法面など)の災害は、一般的な太陽光発電の保険では対象外になりやすい項目です。必要であれば、取り扱いのある保険があるか代理店に確認してください。
※一般的な解説です。個別の発電所への適用は、図面・測定結果・メーカー資料・電力会社の条件を確認のうえ判断します。